なんかいいことおまへんか!!

健康で文化的な生活について。つまり、ダイエットと、文学と、映画。

2021年オークスをギリギリまで予想するステークス

はい。オークス週です。一年が経つのも早いもので来週はダービーです。一年の計は金杯とダービーにあり、とはよく言ったものでオークスはつまりクリスマス的な意味合いです。ダービーに向けて調子を向上させていきたい。

残念ながら先週のヴィクトリアマイルは全然ダメ。軽視していたランブリングアレーとマジックキャッスルの2着、3着であかんかったね。これで言えることは愛知杯組が強かったこと。今日のメイステークス◎アブレイズが1着ということで愛知杯組はもう少し追いかけていきたいですね。

 

ということでオークス予想やっていきましょう。とりあえず今の時点での印はこちら。

 

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◎ソダシ

クロフネ産駒ということで距離が長すぎると一部で囁かれていますがまあ問題ないんじゃないですかね。理由は2つあって、まずは同じクロフネ産駒のホエールキャプチャオークス3着馬だということ。母父サンデーサイレンスというところはホエールキャプチャに分があるのはわかりつつも距離延長のみで嫌う必要はないのでは。いやいや、1頭例外挙げられてもという気持ちもわかるけど、ソダシも例外ということでなんとかなりませんかね。というかソダシはこれまでの常識をことごとく覆してきた馬なので。

もう1つは桜花賞のタフなラップ。メイケイエールの予想された暴走を前目につけながらキッチリ1着で勝ち切る強さはやはり本物でしょう。

特筆すべきは前目につけた馬で唯一馬券になったのがソダシ。他に前目につけたメイケイエールやストゥーティがボコボコにやられたことを考えると着差以上の強さだったんなじゃないかと。結局1番人気本命かーい!ってツッコミが入りそうなので穴馬考えてみたいと思います。

穴馬ウインアグライア、ククナ、ニーナドレス

コスモス賞若駒ステークス勝ちと中~長距離適性で分がありそうなウインアグライア。桜花賞アルテミスステークスは距離が短いとみた。そもそもマツリダゴッホ産駒はなぜか父の実績に似ず短距離に振れる傾向があるのだけど、その例外としてのウインアグライアが面白いかもしれない。もしかしたら母父の影響?フローラステークス負けてるけど、賞金足りている状況なので前哨戦という意味合いが強いはず。もう少しやれても。

ククナは桜花賞で絶望的な最後尾追走という離れ技から上がり3F33.2秒というサトノレイナスに次いで2番目の速さで6着まで追い上げたので。人気落ちているなら妙味あり。鞍上も横山武史Jに乗り替わりで1枠1番なら。

ニーナドレスは2戦2勝とじつはこちらも無敗馬。ハーツクライ産駒なので若干厳しいかもしれないが、こちらも中距離適性ありそうなので。全兄のサラトガスピリットも2400mを主戦にしていましたね。3着ヒモにいかがでしょう。

 

買い目を考える

ソダシが馬券外になるのは正直考えづらい、が競馬に絶対はない。そんなときに時々やるのが2頭をアタマに入れてフォーメーションを組むやつなのです。主に3連複系。ということでソダシとアカイトリノムスメ2頭をアタマに入れておいてそこから絞る感じですかね。今回取り上げなかったけどステラリアもユーバーレーベンも時計がかかりそうなら上位の印(2列目あたり)を打ちたいです。ステラリアはキズナモンジューでいかにもパワーとスタミナ型っぽい。あとはソダシと穴馬3頭のワイドとか?ワイドはいずれも10倍以上ですね。そんな感じです。

 

時間がなかったのでギリギリまでもう少し予想粘りたいですね。こんな感じです。当たりますように!

2021年ヴィクトリアマイルを性懲りもなく予想してみる。

先週のNHKマイルカップは残念ながら不的中。◎グレナディアガーズは3着と馬券圏内に入りながらも軽視していたソングラインとシュネルマイスターのワンツーともなれば言い訳はできません。買い目には入れていたものの2,3着までだろうと思っていたのでこの結果はハーツクライ……

 

2021年NHKマイルカップを血統などから予想してみる。 - なんかいいことおまへんか!! (hatenablog.com)

 

しかしながら本日の京王杯SCは見事に3連複的中。

 

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本命ラウダシオンはトキオリアリティーという米国血統の血を引く馬。東京のマイルから1400mは個人的にリアルインパクト産駒の庭という認識だったので1頭軸から攻めていくことにしました。結果は1着ラウダシオン、2着に大穴トゥラヴェスーラ、3着カイザーミノル。トゥラヴェスーラの2着はさすがに難しいとは思っていたもののそこは高松宮記念4着馬というスプリント適性を発揮しました。連対するとは思っていなかったけど……

 

さて、本筋に戻ってヴィクトリアマイル。基本的にはこの前書いたNHKマイルカップをベースに考えていきたいところ。つまり米国血統とスピード決着。まずは現時点でのオッズを確認しましょう。

 

 

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前日の5月15日(土)20:08時点での一番人気は圧倒的人気のグランアレグリア。次いで2番人気にレシステンシア、3番人気には単勝10倍台と離されてデゼル。もはやグランアレグリア一択なのでは、というところです。では、本命はというと、もうこれは異論の余地なく……

◎グランアレグリア

天皇賞(春)NHKマイルカップに懲りず1番人気を本命に挙げます。だけど、東京芝1600mという実力を試されるレースで圧倒的王者のグランアレグリアを本命に挙げずにどの馬を本命に挙げようというのか?2021年ヴィクトリアマイルはグランアレグリアの相手探しでしょう。時計的に考えていくと ……

ヴィクトリアマイルは1:30秒~1:31秒台の高速決着。

過去のヴィクトリアマイルの優勝馬のタイムは1:30秒台が過去10年で2回(2020年、2019年)、1:31秒台が過去10年で4回と高速決着上等です。NHKマイルカップよりも、安田記念よりも速い決着。

東京芝1600mの持ちタイムはというと、サウンドキアラ>ダノンファンタジー>グランアレグリア>シゲルピンクダイヤ>レシステンシア、となります。とはいえ、サウンドキアラからシゲルピンクダイヤまでが1:31秒台。明日のヴィクトリアマイルはもしかするとそれよりも速い決着になると考える余地はあります。ポテンシャル勝負といってもいいかもしれない。

 

と考えると、G1を4勝しているグランアレグリアが最も強いということではないのでしょうか。しかも鞍上はルメール。さすがにグランアレグリアを外して馬券を買う暴挙はできません。なので、基本的な路線はグランアレグリアの相手探しでしょう。良馬場であれば藤沢和雄厩舎の重馬場×も考慮しなくてよい。なのでこのブログとしてはグランアレグリアの相手探しを考察していきたいと思いますとはいえ、これはNHKマイルカップ京王杯SCの路線を踏襲するところですが。

スプリント適性やアメリカ血統を持ってる馬を考えたい。

昨年の勝ち馬のアーモンドアイは別格として2着馬のサウンドキアラ、3着のノームコアはともに米国血統。サウンドキアラは父ディープインパクトアグネスデジタル。ノームコアは父母父という米国血統。ちなみに2019年のヴィクトリアマイルはノームコアが優勝しています。ちなみにノームコアの父ハービンジャーはゴリゴリの欧州馬ですが、ダンチヒの血を引くのは時計勝負には強いということが考えられます。

 

さて、2021年のヴィクトリアマイルで米国血統というと、グランアレグリア(母父タピット)、イベリス(母父ボストンハーバー)、ダノンファンタジー(母父ノットフォーセール)、サウンドキアラ(母父アグネスデジタル)、アフランシール(母父サクラバクシンオー)、スマイルカナ(母父ディストーテッドヒューマー)、マルターズディオサ(母父ボストンハーバー)あたりでしょうか。もっといるのですが、あとは自分で調べてください。
というところで、アメリカ血統をベースにスプリント~マイラーを考えていきたいところです。NHKマイルカップでも述べましたが、東京1600mの時計勝負はスプリント~マイル路線の馬が強く、1800m以上を主戦場としている馬は割引きします。

 

サウンドキアラ、▲マルターズディオサ、△スマイルカナ

昨年の2着馬サウンドキアラが対抗です。前走高松宮記念では6着でしたが4着馬のトゥラヴェスーラは京王杯SCで2着に上がり3Fを最も早く駆け抜けました。高松宮記念勝ち馬のダノンスマッシュとも0.8秒差。まあ悪くはないでしょう。東京芝1600mの持ち時計は2021年ヴィクトリアマイルで最速。アメリカ血統。高松宮記念出走と本線にしたいところ。

▲マルターズディオサは父キズナに母父ボストンハーバーと米国血統強め。G2のチューリップ賞優勝で高松宮記念もなんとか0.4秒差の8着と着順以上に健闘したといえるでしょう。持ちタイムがチューリップ賞優勝時の1.33.3なのでここからどれくらい速い脚を使えるかが予想のし甲斐があるところ。

△のスマイルカナは逃げてナンボの馬ですが、大外枠で少し嫌いたい。前走は案外で、昨年のG2富士Sも同舞台でヴァンドギャルドに1.2秒差とちょっと厳しい数字。あと同型のレシステンシアやクリスティなどもおり先行激化すると考えられるので厳しいかもしれません。

他に気になる馬でいうと、ダノンファンタジーは買い時が難しい。ちなみに昨年の阪神カップは単複的中させましたが、正直ピンかパーな馬のような気もするし、ディープインパクト産駒は負け続けるとスパイラルになるので紐穴程度に考えたいところ。

超大穴では母父クロフネのクリスティですが、さすがに重賞勝ち馬でないのは割り引きたい。血統的には買い目に入れたいけど複勝かグランアレグリアのワイドが賢明かも。

あとはレシステンシア。内枠に入っていれば▲まで上げていきたいところですが、同型のスマイルカナも大外枠で極端な競りが発生すれば共倒れの可能性も高く好位につけられそうな馬の評価をプラスにしたい。

 

買い目としては◎グランアレグリアの3連複とサウンドキアラ、マルターズディオサとの馬連を中心に。

◎グランアレグリアと〇サウンドキアラの馬連が13倍台でワイド5倍台ならオッズ的には上等じゃないですかね。3連複の買い目としては1列目にグランアレグリア、2列目にサウンドキアラ、マルターズディオサ、スマイルカナ、3列目にレシステンシア、クリスティ、イベリス、ダノンファンタジーといったところを考えています。あとは〇サウンドキアラの単勝を少額で。こんな感じです。当たりますように!

2021年NHKマイルカップを血統などから予想してみる。

先週の天皇賞(春)は◎ディープボンドと▲ワールドプレミアのワンツーでしたね。まあトリガミでしたけど。とはいえ、ブログでの初エントリで予想した結果は悪くなかったのではないでしょうか。カレンブーケドールは買えなかったけど、さすがに強かったですね。

 

2021年天皇賞(春)について予想をダラダラ書いてみるやつ - なんかいいことおまへんか!! (hatenablog.com)

 

ということで、調子に乗って3歳マイル王者を決めるNHKマイルカップを予想したいと思います。早速ですが、◎本命を挙げた後にその根拠を主に血統の側面からダラダラと書いてみましょう。その前に出走表はこちら。

 

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前日の5月8日(土)20:30時点での一番人気はグレナディアガーズ、次いで2番人気のバスラットレオン、3番人気のシュネルマイスター。先週の天皇賞(春)に続いてNHKマイルカップも混戦模様です。さて、ぼくの本命はというと……

◎グレナディアガーズ

天皇賞(春)に続き1番人気を本命に挙げるという暴挙。でも仕方がない、本命なのですから。さて、グレナディアガーズ。2歳G1の朝日杯FSをレコード決着で優勝、次のレースのファルコンステークスは追い込んでの2着という戦績で今回のNHKマイルカップに臨みます。しかしファルコンステークスでは勝ち馬のルークズネストとはタイム差なし。むしろトライアルとしておつりがあるくらいのレース運びでした。戦績から考えると伸びしろはある。それだけではなく、やはり注目するのは芝1600mの持ちタイムと加えて血統面から。

 

NHKマイルカップは1:32秒台の決着がほとんど。

過去のNHKマイルカップの優勝馬のタイムは1:32秒台が過去10年で7回。マイルで最も速い馬が勝つといっても過言ではない。であれば、2歳G1朝日杯FSをレコード決着(1:32.3)で優勝したグレナディアガーズを馬券から外すわけにはいかないでしょう。ちなみに朝日杯FSの持ちタイム上位馬で今回のNHKマイルカップに出走する馬は……

グレナディアガーズ>バスラットレオン>ロードマックス>ホウオウアマゾン>ショックアクション、となります。

今年のNHKマイルカップが良馬場で行われることを考えれば、順当に朝日杯FSの勝ち馬から考えていきたいところ。ということで本命◎グレナディアガーズになりました。

さて、もう一つ血統面から考えていきましょう。

 

ノーザンテースト、デピュティミニスターなどアメリカ血統を持ってる馬を考えたい。

昨年の勝ち馬、ラウダシオンは母方にストームキャット、父方にはインリアリティーを持ち、2着馬のレシステンシアは父ダイワメジャーの母父にノーザンテースト。一昨年の勝ち馬アドマイヤマーズも父ダイワメジャーで同じくノーザンテースト持ち。このようにやはり目立つのは米国血統。であれば、米国血統を狙いたいところ。今年のNHKマイルカップ出走馬で目立つのは欧州血統のサドラーズウェルズ持ち。アドバンテージである米国血統を祖先に持つ馬から狙っていきたい。

そういう意味ではグレナディアガーズは父フランケルという欧州の大種牡馬でありながら母方にはデピュティミニスターやファピアーノという米国血統があり、こちらも補強材料。なので、グレナディアガーズは持ち時計や血統面からも本命を打ちたいと考えています。逆に言うと欧州血統が強く出ている馬はそれだけで割引ですが、加えて持ちタイムからも判定するとよいのではないでしょうか。

では、◎グレナディアガーズの不安要素は何か。それを一つ挙げるとしたら……次の内容でしょう。

 

NHKマイルカップの上位馬はマイル~スプリント適性を発揮する。

これもまた昨年の上位馬であるラウダシオンやレシステンシアは今年のスプリントG1高松宮記念に出走。あるいは戦績としては1200m~1600mで良績を挙げています。一昨年の皐月賞で本命にしていたアドマイヤマーズも皐月賞では4着、しかしその後はマイル路線で勝ち星を重ねています。このようにNHKマイルカップでの上位馬はマイル~スプリント路線>>マイル~中距離路線を考えたいところ。

では、グレナディアガーズはどうかというと、これまでは1400m~1600mに出走して掲示板内を確保。なのでギリギリセーフかと考えたいですが、今後欧州血統が色濃く出るとタフなマイル路線~2000m路線に行くかもしれない。その点が若干不安なところでしょう。では、本命◎グレナディアガーズを打ち負かす可能性のある馬はいるのか。対抗、穴馬などを考えます。

 

〇ホウオウアマゾン、▲グレイイングリーン

▲グレイイングリーン爆穴になってしまったけど先に〇ホウオウアマゾンの見解から。今回のNHKマイルカップ出走馬かつ朝日杯FS出走馬でデイリー杯2歳Sの1:32.4で持ちタイム2頭目。2歳時の良績からきっちりと前走アーリントンカップで勝ちました。若干おつりがない可能性があるのが不安ですが、母方にはサンデー系と米国血統(みんな大好きA.P.Indy)があるので対抗としました。初の遠征なので馬体重やパドックを注視したいところです。

▲グレイイングリーン、血統的には父ディープインパクトは文句なし。母リトルゲルダは芝1400mG2のセントウルステークス勝ち馬でスプリントからマイルを主に戦ってきました。インリアリティーやストームキャットを内包したアメリカ血統にも注目。前走のアーリントンカップは大敗しましたが、それが逆にオッズの妙味というもの。大外という割引材料もある。不安は鞍上の武藤騎手に未だ重賞勝利がない点や1600mの持ち時計か。

 

他の買い目としてアナザーリリック、ピクシーナイト、バスラットレオン

現在10番人気のアナザーリリックはアネモネS1着馬。そして菜の花賞では1着馬スライリー(フローラS2着馬)とタイム差なしの2着。これまでのレースはすべてマイルということでこのままマイラー路線を貫いてほしい。血統的にはサンデーサイレンスのクロスとノーザンテーストを内包。

ピクシーナイトは大外枠が嫌われてか6番人気。こちらもノーザンテーストを内包。というかアナザーリリックと同じくサクラバクシンオーが母方に。アーリントンカップではホウオウアマゾンの4着馬です。

バスラットレオンは朝日杯FSの4着馬でNZTをぶっちぎりの優勝。順番としてはバスラットレオンがグレイイングリーンについでの△と考えたい。血統的にはキズナの米国血統が吉と出れば。母方は若干欧州血統の色が濃い。キズナ産駒は先週のディープボンドに続いてG1で好成績を残せるかどうかでしょう。

 

まとめ:買い目を考える

馬券を買うのは馬体重とかパドック見てから考えたいところですが、現状としては◎グレナディアガーズの単勝、そして馬連を今回挙げた5頭に流すのを本線として考えています。あとは3連複系としてはグレナディアガーズを頭に2着にホウオウアマゾン、グレイイングレーン、3着にアナザーリリック~に加えてソングライン、ルークズネストでしょうか。軽視したいのはランドオブリバティとシュネルマイスター。どちらも欧州血統が強め。とはいえルメール切るのは無謀の気もします。

こんな感じです。先週に続き当たりますように!

2021年天皇賞(春)について予想をダラダラ書いてみるやつ

競馬を本格的に見始めて(予想し始めて)からおおよそ3年くらいになりましてね。とはいえ、小学生のころにダビスタにドはまりしていてその時期はずっと競馬を見ていたのでだいたい20年くらいブランクがあっていまに至るというところで。なのでエアグルーヴとかヒシアマゾンとかをずっと見てました。Twitterではチラホラ予想とは言えないような予想を垂れ流しているのですが、じつはブログとかで予想を書き散らすのは初めてなのですよ。なぜ天皇賞(春)で初めて予想ブログを書くのか。それは天啓だからです。

 

さて、天皇賞(春)。今年は京都ではなく阪神開催なのでもう全然分からん。例年の差し馬狙えとか上がり3F早い馬を狙えいうやつが全然通用しない。だから面白いんじゃないでしょうか。やっていきましょう。出走馬はこちら(netkeibaより引用)

 

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はい、混戦模様です。一番人気のディープボンドが3.9倍という一番人気にしてはオッズ低めな人気。次いで昨年の菊花賞2着馬のアリストテレス、2年前の菊花賞優勝のワールドプレミア。なるほど、分からん。ダラダラ書こうと思ったけど結論、書いていこうかね。

 

◎ディープボンド

いやいやいや、結局一番人気を◎にするなんて当たり前すぎて正気なのかと思われるかもしれませんが、ここはダンコとして◎ディープボンドでいきます。鞍上のドラゴン和田こと和田竜二騎手、思い出したいのが3年前の宝塚記念、ミッキーロケット。あれも阪神の内回りだった。今回の天皇賞(春)は変則的なコースで最初は外回りを走り2週目は内回りコースになる。3年前の宝塚記念、じつは現地観戦してましてね。ちょうど転職したてで研修で兵庫県に来ていた時、G1宝塚記念を観戦しに阪神競馬場に行きました。関ジャニ∞のド下手な国歌斉唱を聴きながら握りしめていたのは7番人気ミッキーロケットの応援馬券。現地の熱気を今でも思い出す。

 

 

あれから3年、新型コロナウイルスで無観客競馬で密やかに執り行われる阪神競馬場という異例のコースでの天皇賞(春)、ここで勝つのはどの馬か、どの騎手か。3年前の自分が語り掛ける、◎ディープボンド和田竜二だと。久しぶりのG1 制覇は阪神の舞台。テイエムオペラオーからミッキーロケット、そしてディープボンド。一見すると血のつながりのないこの馬たち。それを繋ぐ和田竜二。いいじゃないですか。やってやりましょうや。

とはいえ、直観だけではない。阪神大賞典の圧倒的着差。通常の京都開催での天皇賞(春)であれば阪神大賞典の勝ち馬でさえ軽視すべき存在なのに、同じ阪神が舞台。ここで買わずにいつ買うのか。阪神の最後の急坂と京都の平坦コース、同じ天皇賞(春)でも全く異なる適性を求められる今回の阪神開催。キズナ産駒の粘り腰は阪神で生きるものだと信じたい。だからこそ、◎ディープボンド。

 

○ユーキャンスマイル

天皇賞(春)の3度目の正直。キングカメハメハ産駒は全くもって天皇賞(春)と縁がない。それは京都開催だから。今回は阪神開催。6歳にしてようやく舞台が整った。ここで笑顔を咲かせずにいつ咲くのか。綾波レイも鞍上藤岡佑介も最後に笑えばいいと思うんだ。母父ダンスインザダークの長距離適性もスタミナレースで魅力です。

 

▲ワールドプレミア

いろいろとダメなほうで今話題の馬主だけど母父アカテナンゴはどうしても外せないでしょうよ。加えて菊花賞馬と天皇賞(春)の関連性を考えるとやはりここは一発あるのではないか。それにしても有馬記念日経賞ディープインパクト産駒は勝てない距離とコース(中山芝2500m)を掲示板内に持ってくる地力の強さ。ここは欧州血統アカテナンゴのタフさを見せてほしい。鞍上は福永。3000m以上でも安定感あるでしょう。

 

オーソリティ、オセアグレイト、ディアスティマ、ナムラドノヴァン

例年ならステイゴールド産駒を買っておけばワンチャンあるのだけど、ここではその子孫オルフェーヴル産駒からオーソリティ、オセアグレイトは考えておきたい。ディアスティマは調子に乗っているディープインパクト産駒ということで。オーソリティもオセアグレイトも外枠なのが痛いけどなんとかなりませんかね?ナムラドノヴァンは3着には入ってくる可能性を考えたい。

 

買い目としては◎ディープボンドから3連複の流しと◎、○からの馬連フォーメーションというところでしょうか。アリストテレス入ってないんかい、というツッコミありそうだけど……正直ディープボンドとの着差を考えるとここは消しでいいんじゃないですかね。3連続の重馬場での走り。そうとうタフな走りを要求されるのでここはしんどいんじゃないですかね。そんな感じです。消し、アリストテレスは本線です。当たりますように!!!