なんかいいことおまへんか!!

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2021年ヴィクトリアマイルを性懲りもなく予想してみる。

先週のNHKマイルカップは残念ながら不的中。◎グレナディアガーズは3着と馬券圏内に入りながらも軽視していたソングラインとシュネルマイスターのワンツーともなれば言い訳はできません。買い目には入れていたものの2,3着までだろうと思っていたのでこの結果はハーツクライ……

 

2021年NHKマイルカップを血統などから予想してみる。 - なんかいいことおまへんか!! (hatenablog.com)

 

しかしながら本日の京王杯SCは見事に3連複的中。

 

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本命ラウダシオンはトキオリアリティーという米国血統の血を引く馬。東京のマイルから1400mは個人的にリアルインパクト産駒の庭という認識だったので1頭軸から攻めていくことにしました。結果は1着ラウダシオン、2着に大穴トゥラヴェスーラ、3着カイザーミノル。トゥラヴェスーラの2着はさすがに難しいとは思っていたもののそこは高松宮記念4着馬というスプリント適性を発揮しました。連対するとは思っていなかったけど……

 

さて、本筋に戻ってヴィクトリアマイル。基本的にはこの前書いたNHKマイルカップをベースに考えていきたいところ。つまり米国血統とスピード決着。まずは現時点でのオッズを確認しましょう。

 

 

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前日の5月15日(土)20:08時点での一番人気は圧倒的人気のグランアレグリア。次いで2番人気にレシステンシア、3番人気には単勝10倍台と離されてデゼル。もはやグランアレグリア一択なのでは、というところです。では、本命はというと、もうこれは異論の余地なく……

◎グランアレグリア

天皇賞(春)NHKマイルカップに懲りず1番人気を本命に挙げます。だけど、東京芝1600mという実力を試されるレースで圧倒的王者のグランアレグリアを本命に挙げずにどの馬を本命に挙げようというのか?2021年ヴィクトリアマイルはグランアレグリアの相手探しでしょう。時計的に考えていくと ……

ヴィクトリアマイルは1:30秒~1:31秒台の高速決着。

過去のヴィクトリアマイルの優勝馬のタイムは1:30秒台が過去10年で2回(2020年、2019年)、1:31秒台が過去10年で4回と高速決着上等です。NHKマイルカップよりも、安田記念よりも速い決着。

東京芝1600mの持ちタイムはというと、サウンドキアラ>ダノンファンタジー>グランアレグリア>シゲルピンクダイヤ>レシステンシア、となります。とはいえ、サウンドキアラからシゲルピンクダイヤまでが1:31秒台。明日のヴィクトリアマイルはもしかするとそれよりも速い決着になると考える余地はあります。ポテンシャル勝負といってもいいかもしれない。

 

と考えると、G1を4勝しているグランアレグリアが最も強いということではないのでしょうか。しかも鞍上はルメール。さすがにグランアレグリアを外して馬券を買う暴挙はできません。なので、基本的な路線はグランアレグリアの相手探しでしょう。良馬場であれば藤沢和雄厩舎の重馬場×も考慮しなくてよい。なのでこのブログとしてはグランアレグリアの相手探しを考察していきたいと思いますとはいえ、これはNHKマイルカップ京王杯SCの路線を踏襲するところですが。

スプリント適性やアメリカ血統を持ってる馬を考えたい。

昨年の勝ち馬のアーモンドアイは別格として2着馬のサウンドキアラ、3着のノームコアはともに米国血統。サウンドキアラは父ディープインパクトアグネスデジタル。ノームコアは父母父という米国血統。ちなみに2019年のヴィクトリアマイルはノームコアが優勝しています。ちなみにノームコアの父ハービンジャーはゴリゴリの欧州馬ですが、ダンチヒの血を引くのは時計勝負には強いということが考えられます。

 

さて、2021年のヴィクトリアマイルで米国血統というと、グランアレグリア(母父タピット)、イベリス(母父ボストンハーバー)、ダノンファンタジー(母父ノットフォーセール)、サウンドキアラ(母父アグネスデジタル)、アフランシール(母父サクラバクシンオー)、スマイルカナ(母父ディストーテッドヒューマー)、マルターズディオサ(母父ボストンハーバー)あたりでしょうか。もっといるのですが、あとは自分で調べてください。
というところで、アメリカ血統をベースにスプリント~マイラーを考えていきたいところです。NHKマイルカップでも述べましたが、東京1600mの時計勝負はスプリント~マイル路線の馬が強く、1800m以上を主戦場としている馬は割引きします。

 

サウンドキアラ、▲マルターズディオサ、△スマイルカナ

昨年の2着馬サウンドキアラが対抗です。前走高松宮記念では6着でしたが4着馬のトゥラヴェスーラは京王杯SCで2着に上がり3Fを最も早く駆け抜けました。高松宮記念勝ち馬のダノンスマッシュとも0.8秒差。まあ悪くはないでしょう。東京芝1600mの持ち時計は2021年ヴィクトリアマイルで最速。アメリカ血統。高松宮記念出走と本線にしたいところ。

▲マルターズディオサは父キズナに母父ボストンハーバーと米国血統強め。G2のチューリップ賞優勝で高松宮記念もなんとか0.4秒差の8着と着順以上に健闘したといえるでしょう。持ちタイムがチューリップ賞優勝時の1.33.3なのでここからどれくらい速い脚を使えるかが予想のし甲斐があるところ。

△のスマイルカナは逃げてナンボの馬ですが、大外枠で少し嫌いたい。前走は案外で、昨年のG2富士Sも同舞台でヴァンドギャルドに1.2秒差とちょっと厳しい数字。あと同型のレシステンシアやクリスティなどもおり先行激化すると考えられるので厳しいかもしれません。

他に気になる馬でいうと、ダノンファンタジーは買い時が難しい。ちなみに昨年の阪神カップは単複的中させましたが、正直ピンかパーな馬のような気もするし、ディープインパクト産駒は負け続けるとスパイラルになるので紐穴程度に考えたいところ。

超大穴では母父クロフネのクリスティですが、さすがに重賞勝ち馬でないのは割り引きたい。血統的には買い目に入れたいけど複勝かグランアレグリアのワイドが賢明かも。

あとはレシステンシア。内枠に入っていれば▲まで上げていきたいところですが、同型のスマイルカナも大外枠で極端な競りが発生すれば共倒れの可能性も高く好位につけられそうな馬の評価をプラスにしたい。

 

買い目としては◎グランアレグリアの3連複とサウンドキアラ、マルターズディオサとの馬連を中心に。

◎グランアレグリアと〇サウンドキアラの馬連が13倍台でワイド5倍台ならオッズ的には上等じゃないですかね。3連複の買い目としては1列目にグランアレグリア、2列目にサウンドキアラ、マルターズディオサ、スマイルカナ、3列目にレシステンシア、クリスティ、イベリス、ダノンファンタジーといったところを考えています。あとは〇サウンドキアラの単勝を少額で。こんな感じです。当たりますように!