なんかいいことおまへんか!!

健康で文化的な生活について。つまり、ダイエットと、文学と、映画。

秒速でマイナス10kg!!痩せるためのシンプルな2つの方法

 秒速で1億円!秒速でホームレス!秒速でマイナス10kg!減量!

秒速芸人こと与沢翼さんが新たに10kg減量を目標にされました。

棺桶に片足を突っ込んでる|与沢翼公式ブログ

時を前後して、5月1日から僕もダイエットに取り組んでいます。結果から申し上げますと、1ヶ月でマイナス10.4kg、体脂肪率はマイナス3.7%を達成しました。(後ほど1ヶ月の体重の変遷を掲載します)

 まだまだ通過点の最初の方に過ぎない(なぜならまだびっくりするほど太っているから)なので、これで喜んでいるというわけではないのですが、この一ヶ月で痩せる方法がなんとなく分かったので、せっかくなので備忘録的にも書かせてもらいます。

 

 さて、タイトルにあるように今回のエントリはマイナス10kgを達成するための方法についてです。もったいぶらずに結論から書きましょう。

 

1:太る努力をやめて

2:痩せる努力をする

 

ね、簡単でしょう?(ボブ・ロス - Wikipedia

 

 おっと、ここで戻るを押さないで。クレームのコメントもやめよう。ついでに、その手に持っているスナック菓子や甘いケーキ、ビールやつまみの唐揚げ、デリバリーされたばかりのピザ、スーパーの半額の寿司もひとまずテーブルの上に置こう。OK、そのままだ……よーし、いい子だ。

 

 このシンプルな2つの方法の1つ目、どこかで似たような文言を見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか……

 そう、ガイナックス初代社長、オタキングこと岡田斗司夫が2007年に著したベストセラー『いつまでもデブと思うなよ』の中で似たような言葉が出てきます。彼はその著書の中で繰り返し「太る行動をしていた」と述べています。実際に自分がどれほど食べてたのか、を盛り込んでいます。先ずは自分がいかに食べていたのか、記録管理を行い、現状認識する。それが一躍有名になったダイエット方法「レコーディング・ダイエット」なのですが……

  

いつまでもデブと思うなよ (新潮新書)

いつまでもデブと思うなよ (新潮新書)

 

 

 自分を顧みましょう。僕は彼のように間食大好き、炭酸飲料大好き、ではなかったのですが、とにかく炭水化物が好きだったのと、酒が大好きだったのが太る一要因だっったのです。アイラブ白米、パスタで御座いました。ツイッターなぞで晩ご飯の画像をUPしたりしておりました。

 

 【ダイエット前の或る晩の食事風景】

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 おっしゃ!今日はキノコなんぞ入れて栄養もバッチリや!ヘルシーや!食物繊維もあるで!どんとこい!!超常現象!なんてことを考えておりました。今考えると恐ろしい……これ、パスタ乾麺換算で150gあるんですよね。150gをカロリー換算するとおよそ567キロカロリー、これに油なんかも加わると……更に糖質なんかも……これは(あかん)、栄養の偏りなんてもんじゃないですね。ほぼ炭水化物と脂質のみの食生活でした。

 更に言えば、朝ご飯を食べずに昼夜でがっつり、なんてのもザラで御座いました。

 

 「いつまでもデブと思うなよ」はレコーディング・ダイエットの本なのですが、その方法は僕は厳密な意味では取っておりません。しかし、この本を読むことでモチベーション維持をすることが出来ました。それに、現状認識を行うことから開始する、というのはダイエットにおいて非常に重要です。

 今、自分の生活がどれくらいひどいのか。今、自分がどれくらい太る努力をしているのか。まずは現状把握です。

 そんなこと言っても……私は水飲んでいるだけで太ってしまう体質なんですよ……体質のせいなんで……

 って言い訳は99.9%の人には通用しません。どこかしらに太る努力があるはずです。まずはその手に持ってるお菓子を置きましょう。

 

 さて、【1:太る努力をやめる】ですが、色々と書きましたがまとめると、これはつまり、日々の摂取カロリー>日々の消費カロリーの生活をやめる、ということです。非常にシンプルな方法ですね。イッツソーイーズィー、これなら出来そうだ♡

 この日々の消費カロリーですが、基礎代謝量+α(運動強度)で算出可能です。

 外部リンクを貼りますので、気になる方はご自分の基礎代謝量などチェックされたし。あくまでも理論値なので、確実に知りたい方はジムなんかに行って体組計で計測すると良いでしょう。業務用機器で、ある程度正確な数値が算出されます。ちなみに、私の基礎代謝量はおよそ2186キロカロリーです(フリーザ様的な意味で)

基礎代謝量自動計算 - 基礎代謝量の求め方 - 超初心者向け筋トレ方法実践サイト

 

 おそらく、多くの人はこの太る努力をやめる、という方法を取るだけで多かれ少なかれ体重は減少します。少なくとも体重増加はないでしょう。

 しかし、これだけでは秒速で10kg痩せることは出来ません。いいですか、与沢翼さん。

 

 ということで、2つ目の【痩せる努力をする】、に移りましょう。

 痩せる努力、これも簡単ですばい。食事制限をして、有酸素運動をする。これにつきます。ね、簡単でし(略

 

 いや、ぶっちゃけた話なんですけど、一番確実なのはこれですよ。楽して痩せようなんて無理やし、楽して痩せようとする努力やお金なんて無駄や!無駄なんや!そのプロテインダイエットや酵素ダイエットなんてゴミ箱に捨ててしまえ!!

 ……僕が取った方法について順に述べましょう。

 

食事制限:一日三食、間食はしない。一汁三菜を心がけて、高タンパク、低脂質の食事をする。その際、合計カロリーを、基礎代謝量と同程度のカロリー摂取にする。

 実は食事制限に関して、この一ヶ月気付けば(恐らく)失敗していました。ぶっちゃけると、基礎代謝以下のカロリー摂取になってました。極端に振れ過ぎました。

 先ほども書いた通り、僕の基礎代謝量はおより2186kcalです。これ、食事制限をしながらだと、意外と摂取カロリーを増やさないと到達出来ないのです。野菜と高タンパク低脂肪の食事(鶏ささみや豆腐などを重点的に)をしていたのですが、同時に夕食は炭水化物抜きにしました。

 炭水化物を意識的に摂取するのは朝と昼のみという生活を送っていたのですが、どうやら基礎代謝量以下のカロリー摂取になっていたようです。

 基礎代謝量以下のカロリー摂取の生活を送るとどうなるか。

 色々と他サイトでも書かれていますが、身体が省エネモードになって痩せにくい身体になります。

 あわせて、しっかりと運動も行っていて、かつ低炭水化物生活を送っていると、筋肉の生成がなされないために、結果的に筋肉量が減ってしまいます。

 個人的な経験なのですが、やはりこの一ヶ月間で筋肉量が減ってしまいました。ある程度は仕方無いとして、まさか2kgも減るとは……

 運動をするなら、炭水化物もそれなりに摂取する。その見極めは今後の課題です。

 

 

有酸素運動:一日最低一時間行う。一週間の内5回以上機会を設ける。内容としては、僕の場合自転車をひたすら漕ぐことでした。スポーツサイクルですね。過去のエントリを見て頂くと分かると思いますが、僕の相棒はジャイアントのグレートジャーニーです。本格的なロードバイクとは少し違い、長距離旅行用の自転車です。前輪と後輪にはそれぞれバッグを着けることができ、タイヤも太く、頑丈な造りです。その代わりに、車体は若干重い。14kgあります。一般的なロードバイクの重量が9kg以下なので、その差は如実に速度に現れます。

 しかし、車体の重さやスピードは有酸素運動にはほとんど関係ないです。そりゃ、スピードは或る程度大事ですが……

 僕が走るときの平均スピードは、向かい風の時に時速18~20km/h、追い風の時には時速24~27km/hです。ロードバイク初心者の方よりも全然遅いです。その代わり、有酸素運動ということを意識したスピードです。ほんのちょっとキツいくらいを目安にしました。これでも、METS(運動強度のこと)は

http://club.panasonic.jp/diet/exercise/mets/index_3metsdiet.html

ジョギング(時速8km/h)とほぼ一緒です。ジョギング1時間やる、2時間やるのはしんどいですけど、自転車なら身体の負担も少なく、やることは充分に可能です。なぜなら、このでぶちんでも可能だから!俺が証明だ!!!痩せようと思ったら自転車を買え!!

 

 

一ヶ月ダイエットして気付いたこと

 今回、一ヶ月で10kg痩せたんですけど、これってやっぱり身体的によろしくないです。結果として脂肪だけでなく、筋肉も落ちてしまいました。ここで、最初に述べた通り、体重の変遷表を掲載しましょう。特に、体重減の割合からすると、体脂肪率の減少が少ないことが分かります。この表、体重、体脂肪率、体脂肪量(体重×体脂肪率で算出)、自転車走行距離を掲載しています。

 

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 なんと!実は!開始時点で!体重120kgだったのです!!

 これはまあ一ヶ月で10kg痩せることも可能だわ……なんてったってポテンシャルが違いますからね、常人とは。スタートダッシュ、そりゃカマせますわ。っつーか、120kgから109kgとか誤差だよ誤差、と言われかねない……

 

 しかしながら、一ヶ月でコンスタントに食事制限と有酸素運動を行えば、確実に体重は減少します。以前、2週間で600kmほど自転車旅行しましたが、その時は体重ほとんど減りませんでした。その当時は食事制限を行わず、むしろエネルギー源として炭水化物を積極的に摂取、夜はお酒も飲んで……という生活でした。

 

 やはり、食事制限と有酸素運動は両輪ですね。どちらかが欠けても健康的に痩せること能わず、でしょう。あわせて筋トレも今後やらなければならないでしょうが。

 

  それと、一日一日の記録を書き留め続けることがやはり重要です。後で見返すと、なんだかんだ言って痩せてるんやな……ってことが自信とモチベーション維持に繋がりますので。

 

 

6月の目標

 恐らく今月は停滞期に入ると思いますので、無理な減量はしない。適切なカロリー摂取と、有酸素運動を行う。つまり、先月の反省点(基礎代謝量分のカロリーは摂取する)を活かして、引き続き努力することにします。体重は1ヶ月でマイナス6kgを目標に、体脂肪のみを減らす方向で。筋トレも本格的に開始します。出来るかな……じゃねえよ!

やるんだよ!

 

 

最後に

 与沢さん、秒速で10kg痩せるの、やっぱりやったらあかんで……筋肉も絶対に落ちるからの。っつーことは痩せにくい身体になるからの。

 ということで、結びの言葉としては、色々と書きましたが、一ヶ月でマイナス10kgはおすすめしません。

 なんだそりゃ!と思った方、これが僕の意見でございます……やはり、多くのサイトなどで見るように一ヶ月で5%減が良いと思われます。

  

 あくまでも一ヶ月間のダイエット生活で感じたこと、考えたことです。色々と他サイトも見て勉強はしているのですが、お前ここ違うよ!こここうしたらいいよ!なんてことがありましたら、是非教えて下さい。

 2ヶ月目にはやっぱりあの時考えたことは違ったんだな、とかも当然あると思います。

 うだうだ書きましたが、ダイエット、試行錯誤の生活ですわ。